glossary用語集
BIMで使用されている専門用語などをまとめて掲載しています。
「あ行」からはじまる用語
- 維持管理・運用BIMデータ
- 維持管理・運用段階で活用することを前提に作成されたBIMデータのこと。
データの形式や情報量については、維持管理・運用段階での活用方法に応じ定められるが、主に維持管理ソフトや不動産管理ソフトなどのデータベースにデータを受け渡して(または連携して)用いることを想定したBIM データをいう。
- オブジェクト
- BIMモデルを構成するBIMの建物部材・部品等をいう。
- オリジナルファイル
- ソフトウェア固有の形式で保存された編集が可能なファイルをいう。
「か行」からはじまる用語
- 確認申請用CDE
- 申請者・審査者が同一のデータを参照して建築確認を行うための共通データ環境のこと。
単なる3Dモデルのビューワーではなく、建築確認を効率的に行うための機能が多数搭載される。
- 干渉チェック
- 柱、梁、天井、ダクト、配管等の建築物を構成する部材(以下「建物部材」という。)等の重なり(干渉)を確認することをいう。
- 空間オブジェクト
- 壁、床、屋根、天井、仮想の要素や境界線に基づいて室を区分するオブジェクトをいう。
- 建築BIM推進会議
- 官民が一体となってBIMの活用を推進し、建築物の生産プロセス及び維持管理における生産性向上を図るため、令和元年6月に国土交通省内に設置された学識経験者や関係団体からなる会議体。
「さ行」からはじまる用語
- 詳細度
- BIMモデルの作成及び活用の目的に応じたBIMモデルを構成するBIMの部品(オブジェクト)の形状及び属性情報の詳細度合いをいう。
LOD(Level of detail)、LOI(Level of Information)はこれらを数値で表す指標。LOD(Level of development)は詳細度に関わり、BIMデータの検討範囲を数値で表す指標。
- 整合性確認
- 施行規則第1条の3、第2条の2又は第3条に規定する図書の記載事項が相互に整合していることを確かめる審査であり、図書の複数箇所に記載された審査に必要な情報のうち、形状・位置・数値が同一、文字情報の意味内容が同一であることを確認することをいう。
BIM図面審査においては、設計者の申告に基づき、その一部を省略することができる。
「な行」からはじまる用語
- ネイティブデータ
- BIMソフトウェアで作成されたソフトウェア固有の形式のBIMデータのことをいう。
「は行」からはじまる用語
- ファシリティマネジメント
- 企業・団体などが保有又は使用する全施設資産およびそれらの利用環境を経営戦略的視点から総合的かつ統括的に企画、管理、活用する経営活動のこと。
- フロントローディング
- 業務プロセスや工程において前倒しで資源を投下し、さまざまな検討を行い早期に課題を発見し対処することで、後工程の負荷を軽減しつつ品質を高めようとする方法。
「ら行」からはじまる用語
- ライフサイクルマネジメント/ライフサイクルコンサルティング
- 建築生産プロセスだけでなく、維持管理や運用段階も含めたライフサイクルを通じ、建築物の価値向上の観点からマネジメントする手法と、そのために発注者を支援する業務。
「数字・記号」からはじまる用語
- 3Dモデル
- 縦・横・高さの3次元座標で、仮想的に3次元形状を表すモデルをいう。
「B」からはじまる用語
- BEP(BIM Execution Plan) / BIM 実行計画書
- 特定のプロジェクトにおいてBIMを活用するために必要な情報に関して、受注者(設計、工事、維持管理等)が提示する取決め。BIMを活用する目的、目標、実施事項とその優先度、詳細度(LOD(Level of Development))と各段階の精度、情報共有・管理方法、業務体制、関係者の役割、システム要件などを定め文書化したもの。
プロジェクトの関係者間で事前に協議し合意の上、要領書として発行する。
- BIM(Building Information Modeling)
- コンピュータ上に作成した主に3次元の形状情報に加え、室などの名称・面積、材料・部材の仕様・性能、仕上げなど、建築物の属性情報を併せ持つ建築物情報モデルを構築するものをいう。
設計・施工・運用プロセスの円滑化のために、建設資産のデジタル情報を共有・活用すること(ISO 19650)
- BIM図面審査
- BIMデータから書き出された図書を活用した建築確認における申請及び審査の方法をいう。
- BIMソフトウェア
- BIMデータを作成するためのソフトウェアをいう。
- BIMデータ
- BIMモデルに加え、BIM上での2Dによる加筆も含めた全体の情報をいう。
- BIMデータ審査
- 2029年春から開始される予定の建築確認検査制度で、IFCデータを審査に活用し、審査に必要な情報が自動表示されることで、さらなる審査の効率化を目指している。
- BIMテンプレート
- BIMソフトウエアで新しいプロジェクトを開始する際に使用する、あらかじめ標準設定が組み込まれた雛形ファイルのこと。
企業やプロジェクトごとに定められた共通のルールや設定があらかじめ整えられており、設計業務の効率化と品質の統一を図るために用いられる。
- BIMビューアー
- BIMモデリングツールの無い環境でもBIM モデルを閲覧できるソフト。
編集機能はないが、BIMモデルの回転や拡大・縮小をすることができ、任意の切断面も見ることができる。
- BIMモデル
- コンピュータ上に作成した主に3次元の形状情報に加え、室などの名称・面積、材料・部材の仕様・性能、仕上げなどの建築物の属性情報を併せ持つ建築物情報モデルをいう。
- BIMライブラリー
- BIMソフトウエアでBIMモデルを作成する際に使用する、建築部材や設備部品などのデータ集のこと。
これらの部材や部品は「ファミリ」や「オブジェクト」と呼ばれ、単なる3次元の形状だけでなく、寸法、材質、メーカー名、型番、価格、耐火性能といった様々な属性情報を含んでいる。
- buildingSMART International(bSI)/ building SMART Japan(bSJ)
- 建設業界におけるデータの共有化および相互運用を目的として、その中でIFC(Industry Foundation Classes)の策定や標準化活動を行う国際的な団体。
「C」からはじまる用語
- CDE(Common Data Environment)
- 建築生産ライフサイクルにおいて設計・施工・製造・運用・維持管理などの各段階の関係者が、設計・施工情報(2次元、3次元、その他関連情報)を共有し受け渡すための手続きや環境。
情報共有やデータ交換を円滑化する約束事や手順、システム要件などを含む。クラウド・サーバを介して実行され、関係者の実行記録や承認フローが明確化できる。
「E」からはじまる用語
- EIR(Employer’s Information Requirements) / 発注者情報要件
- 特定のプロジェクトにおいて、発注者として求める、BIMの運用目的、納品するデータの詳細度要求、プロジェクト実施中のデータ共有環境の要求など、受託者がBIMに関わる業務を実施する上での必要事項を示したもの。
「I」からはじまる用語
- IFC(Industry Foundation Classes)
- buildingSMART Internationalが策定する、建築資産業界に関する標準化されたデジタル記述のオープンな国際規格(ISO 16739-1:2018)。
多くの異なるユースケースに対して、幅広いハードウェアデバイス、ソフトウェアプラットフォーム、インターフェースにおける相互運用を目的としているbuildingSMART International により開発・維持されており、2013年にリリースされたIFC4が現在主流。
「O」からはじまる用語
- openBIM
- 特定のソフトウェアに依存しない、オープンな国際標準規格(IFC)に基づいてBIMデータを共有・活用するワークフローのこと。