コラム意匠参考テンプレート(Archicad、Revit)の配布について – 建築設計三会

意匠参考テンプレート(Archicad、Revit)の配布について

2025年のBIM図面審査(※)に向け、「建築確認におけるBIM図面審査ガイドライン(素案)」「入出力基準(素案)」及び「設計者チェックリスト(素案)」が、国土交通省建築BIM推進会議のホームページ(外部リンク)で公開されました。

その参考として、建築設計三会では、意匠参考テンプレート(Archicad、Revit)および同説明書を本ページにて公開いたします。

なお、同じく参考資料として、各種サンプルモデルがBIMライブラリ技術研究組合(BLCJ)(外部リンク)から公開されていますので、併せて参照ください。

(※)BIM図面審査とは、同一のBIMモデルから作成された図面(PDF)にて、建築確認にかかる審査を行うものです。詳細については、本年7月18日に開催された第18回建築BIM環境整備部会の資料でご確認ください。
 ・第18回建築BIM環境整備部会リンクURL(外部リンク)
  https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/jutakukentiku_house_fr_000183.html

意匠参考テンプレート(Archicad、Revit)及び同説明書のダウンロード

意匠参考テンプレート Revit版, Archicad版について

本参考テンプレートは、BIMライブラリ技術研究組合に設置されたタスクグループが、建築設計三会「参考テンプレート」を基に、建築設計三会と意見調整しながら、確認申請に関わる内容を補足することにより作成されたものです。設計者の支援ツールである参考テンプレートは、次の特徴があります。

①BIMでBIM確認申請図を作成する際の負担を軽減します。

  • 区画の使い分けや排煙区画の色塗り等、自社のテンプレートを持っていない事務所、BIMを使い始めた事務所でも、比較的容易にBIM確認申請図を作成することが出来ます。

②図面整合性に関わる部分について、BIMの基本機能を用いて入出力基準書に従った入力をし易くすることができます。

  • BIMの「形状」機能に沿った入力を容易にする代表的なビューの設定を用意。
  • BIMの「表記」機能に沿った入力を容易にする確認申請図に用いるタグを用意。
  • BIMの「計算」機能に沿った入力を容易にする面積表を予め用意

③個社のテンプレートを作成する際の設定の参考例となります。

  • パラメータ、凡例表現等なお、参考テンプレートは設計者向けの支援ツールであり、一様に設計者の入力方法や表現方法を縛るものではありません。

意匠参考テンプレート(Archicad、Revit)ダウンロード

以下のリンクテキスト(緑文字)をクリックいただくと、ダウンロードいただけます。

【Archicad】

【Revit】

(注)Revit版はRevit2022以降の環境、Archicad版はARCHICAD26以降が必要になります。

免責事項
本データの著作権は、原則として、建築設計三会とBIMライブラリ技術研究組合に帰属します。本データの利用にあたっては、実際に利用されるユーザーがカスタマイズしながらご利用ください。利用にあたっては、各ユーザーの自己責任として頂くことを前提とさせて頂きます。なお、本データを無断で再配布することはできません。本データに起因して利用者および第三者に損害が発生したとしても、建築設計三会及びBIMライブラリ技術研究組合はいかなる法的責任も負わないものとします。

補足

  • 建築設計三会は以下の三会で構成されます。

  ・公益社団法人日本建築士会連合会
  ・公益社団法人日本建築家協会
  ・一般社団法人日本建築士事務所協会連合会