コラム国土交通省-PLATEAU VIEW3.0を公開 作図や太陽光シュミレーションをWEBブラウザで
2024.04.09
国土交通省は令和6年4月1日、PLATEAU VIEW3.0を公開した。
都市デジタルツインの実現を目指し、国土交通省が様々なプレイヤーと連携して推進するProject PLATEAU(プラトー)では、令和2年度のスタート以降、全国で官民による3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化の取組を進めてきた。
プロジェクトの一環として、PLATEAUの3D都市モデルをどなたでも簡単に体験できるよう、ブラウザで利用できるGIS(地理情報システム)としてPLATEAU VIEWを運営してきが、この度バージョンアップ版であるPLATEAU VIEW3.0を公開。
新規機能として作図機能やGoogle Street Viewとの連携、太陽光シュミレーション等が付加されたことで、新たな建築ボリュームを敷地に作図し、歩行者視点からどのように見えるのかを確認できるなど、新たな体験が可能となっている。
PLATEAU VIEWは、特にアプリ等をインストールすることなく、WEBブラウザ上で体感できるようになっているので、一度アクセスして体験いただければと思う。
新規機能
- 作図機能:任意の場所に自分の好きな形状や高さで建築物を作図することができます。その際、既存の建築物を消した上で新たな建築物を作図することも可能です。
- Google Street Viewとの連携機能:Google Street Viewで実際の街の写真を確認しながら、3D都市モデルを体験することができます。
- 太陽光シミュレーション:任意の日時を設定し、陽の当たり方のシミュレーションを簡単に実施できます。
- ヒートマップ表現:人口等の統計情報をヒートマップで表現します。 等
その他のアップデート事項
UIUXを見直し、簡単にデータを閲覧できるようになりました。また、データの選択や色分けなど多彩な機能と操作のシンプルさを両立させる改修を行っています。
PLATEAUデータを美しく快適に描画するための改修を行いました。具体的には、球面調和関数やアンビエントオクルージョン等の3DCG技術を利用しております。
参考
PLATEAU VIEW https://www.mlit.go.jp/plateau/plateau-view-app/